ANGRA & BLIND GUARDIAN live at Zepp Fukuoka ('07.02.05)

遅ればせながら,先日見に行ったライブについて。
それにしても,メロディック・パワー・メタル好きには美味しすぎる組み合わせだな。


17時頃,ホークスタウンHMVあたりに着くと,ぼちぼちと人が集まり始めていた。
そして17時15分頃に客入りのための整列開始。
珍しく,『整理番号:1〜200』と書いた看板も出ていたので,
今回は客入り結構多いのかと思ったのだけど,
400〜の看板が出なかったところを見ると,400人も入らなかったことなのかな??
客の年齢層としては,30代が多いみたい。この辺は予想どおり。


5時半過ぎに開場して,いつものようにTシャツ買ってから会場に入ってみる。
2F席封鎖,左右を封鎖ってのは,最近おなじみなんだけど,
今回はアリーナも3ブロックくらいしかあけてない。
400人も入ってないんだったらそんなものなのかな。
なお,ステージのセットを見ると,最初はANGRAであることが分かった。


18:35頃に客電が落ちて,“Unfinished Allegro”が流れ始める。
この曲をイントロにして,どの曲につなぐのだろう?,,と思ってると,
そのまま“Carry On”が始まった。
これは嬉しい。やっぱり,この曲が一番好きだからねぇ。
イントロのツインリードを聴いたときには,鳥肌が立ったし。
この曲を初めに,アンドレ・マトス[元vo]がいたころの曲も結構やってた。


それにしても,このバンドは,どこをとっても巧い。
ギターヒーロー』であるキコ・ルーレイロ[g]はもちろんのこと,
ソングライターの印象の強いラファエル・ビッテンコート[g]も,
テクニカルなフレーズを要所要所で決めてくる。
まぁ,キコの方がスムーズではあるけど。
エドゥ・ファラスキ[vo]のハイトーンも良く出ていた。
前任のアンドレに比べて印象薄いようなイメージがあったけど,
写真で見るよりもステージ映えする人みたい。


こうしたANGRAのステージは,パート入替で“Come Together”(The Beatlesのカバー)を最後に,
20時前に終了。アンコールは無し。


ステージセットの入替が終わって,20:25に“War of Wrath〜Into The Storm”から
BLIND GUARDIANのステージがスタート。
うーん,,,ANGRAエドゥ・ファラスキの声が良く出てたからか,
ハンズィ・キアシュ[vo]の声があまり出てないような気がする。
ギターは,ANGRAがツインリードだったのに比較して,
こちらはリードとリズムの役割分担がきっちりしている。
マーカス・ズィーペン[g]はひたすらリズム・ギターを,
アンドレ・オルブルリッチ[g]は,ひたすらリード・ギター,,,というか
メロディーを弾き続けるという感じ。


さて,BLIND GUARDIANのライブと言えば,,,,
メンバーだけでは再現不可能なクワイヤを観客の歌声がカバーするというのが定番だけど。
この人数じゃ無理か。。。。メンバーのコーラスだけじゃ,ちょっと寂しいね。


ライブは,長尺の“And Then There Was Silence”で本編終了。
アンコールは“Imaginations From The Other Side”で始まり“Mirror Mirror”を最後に
21:55に終了。


という感じで,福岡公演は終わりました。
18:30スタートで22:00前に終了なので,ダブルヘッドライナーにしては早く終わったなぁ。。。
って思わないでもない。
どちらのバンドも,やってる曲はみんな良い曲だし,観客も少ないながらも盛り上がってた。
どちらかというと,速い曲が多いこともあってANGRAの方が盛り上がってた感じだけど。
BLIND GUARDIANは,個人的に思い入れの強い3rdや4thの曲が全く無かったのが
ちょっと残念だったかも。


ちなみに,ツアーグッズで購入したのは,次の2点。

左がBLIND GUARDIANの,右がカップリング(ANGRA & BLIND GUARDIAN)のTシャツ。
ANGRAのTシャツはいまいちだったので買いませんでした。(^^;


さて,次に福岡に来るのは,どのバンドかなぁ??
今のところめぼしい公演が見あたらないのだが。。。。(-_-;